2019.11.14

コンゴ伝統音楽の打楽器奏者である父にニュージーランドで育てられたという出自のマイエレ・マンザンザの最新作。ジャズ・ドラマーにして作曲家として注目を浴びたのは2017年発表の『One Point One』。このアルバム『A Love Requited』はその代表作に続く三枚目のリーダー・アルバム、ビッグ・バンド編成を中心にマンザンザの書き下ろした作品が並ぶ。三曲目の冒頭にマンザンザ・ファミリーの由来について語り合う父と息子の会話が挿入されているのだが、その会話の内容がなかなか興味深い。音楽は彼の地においてもジャズは世界市場と並行進化してることを示すに余りある内容。

 


セオ・パリッシュのバンドでドラムスを務め、そのセオのクラシック“Love Is War For Miles”のジャズ・ファンク・カヴァーで注目を集めたニュージーランド出身のドラマー、マイエレ・マンザンザの新作。マーク・ド・クライヴロウをはじめとする名うての演奏家たちが参加するなか、主役の手数の多いコンシャスなプレイが耳を引く。荒々しくも繊細、さまざまな表情を見せるジャズ・アルバム。

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