三代目の二人
登坂広臣と今市隆二が相次いでソロ作を発表!
2018年にそれぞれソロ作を届けていた三代目 J SOUL BROTHERSの双頭ヴォーカリストが、新年の幕開けと同時に相次いで新作を発表した。まずは前作『FULL MOON』から約1年半ぶりとなる登坂広臣の『Who Are You?』。映画「名探偵コナン 紺青の拳」主題歌の“BLUE SAPPHIRE”や“NAKED LOVE”“OVERDOSE”といった昨年の先行シングル/配信曲を中心に、ムーンバートンやトロピカル・ハウス、トラップなど現行ダンス・ミュージック~メインストリームのフレイヴァーを幻想的なムードで表現したトータルの雰囲気は新曲も含めて変わらない。
一方の今市隆二による『ZONE OF GOLD』は、Chaki Zuluが手掛けた昨秋のシングル“RILY”、初主演映画の主題歌“Church by the sea”を含む7曲入りのミニ・アルバム。憧れの大物たちとソウル/R&B色の濃い新味を追求した『LIGHT>DARKNESS』に比べてコンセプチュアルな作品性は薄いものの、“Sweet Therapy”など本隊とはまた違う魅力が楽しめるはずだ。