ドラマー交替を経て新たな5人体制で作り上げた8作目は、米ヘヴィー・ロックの覇者の名に相応しい出色の出来映え。ストリングスを導入した表題曲から“Inside Out”へ繫ぐ冒頭の流れはガッツポーズを取りたくなるかっこ良さ。また、“A Little Bit Off”ではアコギを用いた新味な曲調がハマッているし、グルーヴ・メタルの重厚さに暴れ出したくなる“Bottom Of The Top”など、とにかく楽曲が粒揃い。