シネマティック・オーケストラ作品への参加や彼らのツアーを共にするなど、実力は折り紙つきの若手鍵盤奏者による、自主制作盤を含めれば4枚目となるアルバム。センティメンタルな音色を奏でるピアノ・ワーク、たっぷりと間を取った浮遊感のあるシンセ、しっかりとしたリズム・セクション、そして随所に差し込まれるポエトリー・リーディング。流石はジェイソン・スウィンスコーも認めた才能だ。