2年半ぶりのフル・アルバムは、〈口先で己を語るのではなく、音楽そのもので語る〉というコンセプトの作品で、バンドの信念を凝縮した壮麗かつ勇猛な“吟澪に死す”や、眩い光が差し込む“誰がために釜は鳴る”など全12曲を収録。“鈴鹿御前”〜“大獄丸”の壮大なヘヴィーメタル音絵巻から、血湧き肉躍る“三千世界の鴉を殺し”に雪崩れ込む展開は、震えるほどロマンティック。