〈BanG Dream!〉から生まれた3つのバンド、Poppin'Party/Roselia/RAISE A SUILENが、3か月連続でアルバムをリリース! これを記念して、タワーレコードではフリーマガジン〈TOWER PLUS+〉の臨時増刊号 〈別冊TOWER PLUS+〉を発行中! ここではその中面に掲載された各バンドのフロントマンのインタヴューを特別掲載いたします。


 

アニメ、ゲーム、コミック、そして声優によるリアルライブなど、様々なメディアミックスでファンを魅了する次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!)」。そんなバンドリ!から、Poppin’Party、Roselia、RAISE A SUILEN の3バンドが3か月連続でアルバムをリリース! Poppin’Partyの愛美(ギター/ヴォーカル)、Roseliaの相羽あいな(ヴォーカル)、RAISE A SUILENのRaychell(ベース/ヴォーカル)に、それぞれの楽曲に込められた思いや、8月の野外ライブに向けての意気込みを聞きました。

――この夏は「バンドリ!」からアルバムが3か月連続でリリースされます。その第一弾は6月24日にリリースされたPoppin’Partyのセカンド・アルバム『Breakthrough!』になります。

Poppin'Party 『Breakthrough!』 ブシロードミュージック(2020)

愛美「前作はベスト盤みたいな感じでもあって、それに対して今回は新しい曲もいっぱい入っていて、曲調も前作より広がっていますね。キラキラを期待していたらギャップで撃ち抜かれて、最後には抜け出せなくなるアルバムだと思います(笑)」

――そんなアルバムの冒頭を飾る“Breakthrough!”は、メンバー全員がソロ・パートを担当する元気いっぱいな一曲ですね。

愛美「元気ですね! 今ポピパは修行中なんですけど、その修行が明けたときをイメージして、今までを打ち破る、突き抜けたような楽曲になっています」

――新曲のなかではスケール感溢れる“ミライトレイン”もまた印象的ですね。

愛美「私たちにとって“STAR BEAT!~ホシノコドウ~”に並ぶ定番曲になるのかなって思っています。あそこから何ステップも上がったポピパの王道曲というか、これは今後どんどん歌っていくんじゃないかなって」

――そして7月15日にはRoseliaのセカンド・アルバム『Wahl』がリリースされます。アルバムとしては2年ぶりになりますね。

Roselia 『Wahl』 ブシロードミュージック(2020)

相羽あいな「前作『Anfang』からRoseliaはアニメやゲームの中でも成長していますが、私個人としても少しずつ成長しているんだなって実感しています。もちろん私だ
けじゃなくてほかのメンバーもそうで、今までできなかったことをやるということで曲の難易度も上がっていって、いろんな角度で楽しんでいただけるアルバムかなと思います」

――たしかに“Break your desire”のようなアグレッションはそんなバンドの進化を感じさせる一曲です。

相羽「〈ここまで攻めてくるんだ!〉って自分自身も楽曲をいただいたときに驚きました。ヴォーカルも最初からハイトーンで攻めるところもあって、まさに王者という強さを感じますね。あと“Avant-garde HISTORY”も初めて聴いたときはびっくりしました。〈これもRoseliaでできるんだ〉という発見もありましたね」

――そしてアルバムは“Song I am.”で圧巻のエンディングを迎えます。

相羽「これは本当に特別な一曲ですね。中島(由貴/ベース)さんが言っていたんですけど、この曲はまず歌詞を見ずに曲を聴いてほしいです。いろんな意味が込められていて、私たちの過去ともすごく関係の深い歌詞になっています」

――そして連続リリースの最後を飾るのが、RAISE A SUILENのファースト・アルバム『ERA』となります。

RAISE A SUILEN 『ERA』 ブシロードミュージック(2020)

Raychell「トータルで〈これがRAISE A SUILENだ〉という、名刺代わりのような一枚になっています。デビューから2年間のなかでパズルのピースが少しずつ重なっていって出来たのがこのアルバムで、また聴く人によってそのパズルの色はどんどん変わっていくんだと思います。そんなRASの色とりどりな景色を楽しんでもらえたらと思いますね」

――RASらしいミクスチャー・サウンドが満載ですが、なかでも“SOUL SOLDIER”のヘヴィネスには圧倒されます。

Raychell「この曲はまだライブでしか披露していないんですよね。言葉の立ち方も含めてすごくRASらしい強さを感じさせますし、こうしたヘヴィ感というのは私たちのサウンドでも特に大事にしているポイントですね」

――ヘヴィだけどキャッチーというRASらしさは新曲たちにもよく表れていますね。

Raychell「そうですね。ほかにも“Beautiful Birthday”や舞台のために制作された“REIGNING”とか一転してすごくエモさが出ていて、こういう曲が歌えて私はよりRASが愛おしくなりました」

――そうしたアルバムが3枚出たあとは、8月に富士急ハイランド・コニファーフォレストでの野外ライブが控えていますね。

愛美「ポピパとしては8月のライブのあとに10月にもワンマンもあって、それをひっくるめて8th☆LIVEとしていて、セトリもそれを意識して決めています。まず8月の野外は夏らしいセトリにしたいなと思っていて、やるからには全力で夏のお祭りを楽しみたいと思います!」

相羽「Roseliaは2回目のコニファーフォレストで、前回のライブは私たちにとってターニングポイントになったライブだったんですね。一番よかったと言える出来だったので、今回はそれを超えるライブにしなくちゃなって思いますね。また成長したRoseliaをお届けできるように狂い咲きたいと思います!」

Raychell「RASにとって野外のワンマンは初になるので、バンドリ!での3DAYSのなかでRASらしく、全力で作り上げていこうって今はリハーサルをしています。あとはアルバムを聴き込んでいただけたら間違いなくブチ上がると思いますので、楽しみにしていてください!」

 


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