フランスのクラブ・シーンにおけるオリジネイターのひとり、ペペ・ブラドックが新たな名義でアルバムをリリース。氏のこれまでのイメージを180度覆す、なんとも形容しがたい音像で、サイケデリックでありながらもコズミック、初期の電子音楽やクラウトロック、あるいは近年のドローンなどとも連なる意欲作。輝かしいキャリアを持ちながらも、新たなる地平を望まんとするスピリットにも感服です。