ウェイラーズの新作と近い時期に、同じジョー・ヒッグス門下生のヴォーカル・グループが創設メンバー2人体制で23年ぶりのジャマイカ録音盤を発表。指揮官は大御所とのコラボに定評のあるアルボロジーです。トレンチタウンを題材にした冒頭曲など、物憂い歌と鋭利なリズムの組み合わせはかのチャンネル・ワン時代と通じる部分あり。ヘンプレス・サティヴァの客演でイマっぽさを出しているあたりも巧いです。
ウェイリング・ソウルズ(Wailing Souls)『Back A Yard』ジョー・ヒッグス門下生たちが物憂い歌と鋭利なリズムで迫る
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