シナリオも含めてオリジナルのアニメーションを作ったという壮大すぎる表題曲のMVから伝わる通り、約1年ぶりとなる3枚目のEPは、その間のバンドの飛躍を映し出すものとに。聴くうちにテーマが見えてくるユアネスらしい読み解き要素があるのはもちろん、これまであまり使ってこなかった転調を多用、コーラスを分厚くして楽曲を立体的に仕上げるなど、華麗な変化がそこかしこに。黒川侑司のヴォーカルも凄みを増した。