「日本フリージャズ・レコード図説」384作の図説とコラム、座談で日本フリージャズの精髄を伝える情熱に満ちた傑作

自由爵士音盤取調掛 『日本フリージャズ・レコード図説』 カンパニー社 (2020)
2021.01.08

ジョン・コルベットの「フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き」、ハリー・スミスへのインタヴュー集(「ハリー・スミスは語る 音楽/映画/人類学/魔術」)などの傑作を連発している音楽出版社、カンパニー社の新作は、なんと「日本フリージャズ・レコード図説」。1969年の富樫雅彦に始まり、1989年の広瀬淳二・大友良英で終わるこの本は、この20年間の最も熱量の高かった日本のフリージャズを384枚のアルバムの図説と9つのコラム、内容への解説となる座談で解説。冒頭にはすべてのアルバムのカラー写真も収録されており、作り手の圧倒的な熱量に感動する傑作である。

TOWER DOORS