〈ジューン・カーターとラナ・デル・レイの出会い〉とも評されたLAのシンガー・ソングライターが3年ぶりの2作目をリリース。ノーランズやアバを想起させるエレガントなディスコ調の“Only For Tonight”からしてもう素晴らしすぎるが、開放的なポップネスとカントリー・ソウル感覚を織り交ぜたアーシーな歌世界は全編を通じて実にまろやか。ナチュラルな歌い口にカレン・カーペンターやカーリー・サイモンを思わせる瞬間もある。