エディターズのフロントマンであるトム・スミスと、元レイザーライトのアンディ・バロウズのコンビによる10年ぶりの新作だ。いかにもUKロックらしい抒情的でメロディアスな内容だった前作に対し、今回はその雰囲気を残しつつも軽快なアコギのストロークが心地良く、牧歌的なフォーク/カントリー色を強めている。とはいえ決して過度にアメリカーナには寄らず、聴き心地は適度にポップ。この絶妙な匙加減が最高です。