40の声を聞いて約4年ぶりに放つ7枚目のアルバム。枯れぬ思いを自身に問いながら叩き付けるラップと飛ばすツバは、いまも荒ぶり続ける内なる魂の賜物だ。KOHEI JAPANとの初共演“My Philosophy”でも、〈親でありRAPPER 勤め人〉である二人がアツいエールを酌み交わす。“Reason Of The Rhyme”から“イキリの極み”へ至る流れは、矛盾を抱えてなおひたむきに傾けるそのマイクが清々しい、何よりのアルバムのシメ。