渚のベートーベンズやラッキーオールドサンのサポートなどで活躍中の西村中毒によるロック・バンドの初作。録音/ミックスもみずから手掛けた本作には、ガレージなロックンロールの“犬”や、フォーキーなメロディーが琴線に触れる“何の変哲も無い”などの全9曲を収録。同じレーベルの台風クラブや家主と空気感を共有しつつ、タイトルの由来であろうトッド・ラングレンに通じるストレンジかつ普遍的なポップ職人ぶりが光る。