ブロードウェイ・ミュージカルで数多く演奏を重ねてきた実力あるドラマーであり、映画音楽の作曲家としても受賞歴を持つなどNYを拠点に幅広く活躍する才人、グレッグ・ジャーマン。この待望のリーダー・アルバムは彼ならではのアレンジやストーリー性を感じさせる1枚で、ダニー・マッキャスリン、ルイス・ぺルドモ、中村恭士ら現代ジャズ・シーン屈指のメンバーが集結。数曲で女性ヴォーカルも加わり、素晴らしいサウンドを聴かせてくれます。師であるクラレンス・ペンとの共同プロデュース作、ドラムの表現でもそのキャリアを語っている瞬間が度々あるような気がします。