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インタビュー

MM『イロトリドリノヒビ』アイドル・デビューした新世代インフルエンサー、ぎんしゃむ&ぷうたんがカラフルな初シングルを語る

新世代インフルエンサーによるアイドル・ユニットが待望のシングル・デビュー! 人それぞれのカラフルな在り方をポップに肯定する二人のめざすものとは?

 ぎんしゃむ × ぷうたんという男の娘インフルエンサーによるアイドル・ユニット、MM(メイメイ)。SNSの総フォロワー数は80万人を超える人気者の2人が昨年2月にコンビでYouTubeチャンネルを開設し、同年9月にアイドル活動を開始。10月にEP『Make up magic』を配信してSHIBUYA O-EASTの単独公演でステージ・デビュー、今年に入ると定期公演をマンスリーで開催……と着実に歩を進めるなか、このたび初のシングル“イロトリドリノヒビ”を届けてくれた2人に話を訊きました。

MM 『イロトリドリノヒビ』 TOWER RECORDS(2021)

 

自然なことだった

――まず、それぞれがアイドルになりたいと思ったきっかけを教えてください。

ぎんしゃむ「けっこう昔からアイドル好きで、大阪なんでNMB48さんとかをよく見てて〈カッコイイな〉〈なりたいな〉と思って。で、自分は承認欲求が強いし、自分でも可愛いと思ってたんで(笑)、それを活かしてお仕事したいなと思ったのもありました」

ぷうたん「もともと音楽とか絵とかで自分を表現するのが凄い好きで。そのなかで、きゃりーぱみゅぱみゅさんを初めて観た時に、〈こんな自分らしく自分をのびのび表現してる人が日本にいるんだ!〉って思いつつ、同時に〈あっ、自分らしくいていいんだ〉っていうのも思って。そこから自分も勇気を得られたし、〈自分もいつかこういう人になりたいな〉って思ったのが最初です。だからいわゆるアイドルさんっていうより、きゃりーちゃんがきっかけかもしれないですね」

――いわゆるアイドルの形を選んだのは?

ぷうたん「自分では普通のことと言いますか、周りからは男の子として接してこられたりはしたけど、私はずっと女の子になりたかったし、女の子だと思ってるので、それが自然でした」

ぎんしゃむ「自分は〈女の子になりたい〉っていうのは特になくて、普通に可愛いを追求してた流れで自然にこういう形になりました。自分がこういう格好してても、周りに何か言われたりすることもなかったし」

――資料には〈2016年にSNSを通じて知り合った〉とあります。

ぷうたん「お互いSNSのいわゆる自撮り界隈みたいな感じで、ぎんしゃむのことは〈可愛い子だな〉ってTwitterで見てて、そしたらフォローがきて、〈わっ、嬉しい!〉ってフォロー返したのがきっかけです」

ぎんしゃむ「普通に〈可愛い~〉みたいなテンションでフォローしました(笑)」

ぷうたん「その時はお互い中学生だったから校則で髪の毛とかも伸ばせなくて、見た目も〈可愛い系の男の子〉みたいな感じでした。会って話したのは、それから1年後ぐらいですね」

ぎんしゃむ「15歳ぐらいの時に東京でのお仕事が重なって、〈じゃあ、遊ぼう〉って。でも根本的に性格が真逆なんですよ。しかも中学生だったから、その時は何か〈ノリ合わなっ!〉みたいに感じて」

ぷうたん「ぎんしゃむが反抗期で(笑)」

ぎんしゃむ「めっちゃ尖っててヤバかった」

ぷうたん「〈え、この人ヤバい〉って思って、二度と遊ぶことはないなって思った。でもおもしろいのが、出会う前は毎晩ぐらい電話で話してたのに、会ってみたら〈合わない〉って(笑)」

ぎんしゃむ「めちゃめちゃ普通に暇電してたのに、〈何かちゃうな〉って(笑)。でも、それから2年後ぐらいに連絡した頃は丸くなってました」

ぷうたん「反抗期も終わって〈あっ、マシになってるわ〉って思って(笑)。で、笑いのツボとかも同じだったりして、〈楽しいかも〉って、そこから仲良くなりましたね」

ぎんしゃむ「むしろそこからが始まりです」

――最初の印象で終わらなくて良かったですね。それで、ぎんしゃむさんがアイドル活動に誘って。

ぎんしゃむ「そうですね。自分が誘いました。アイドル本格的に始めたいって思って」

ぷうたん「もう1~2年ぐらいずっと〈アイドルやりたいよね〉みたいな話はしてたよね。〈やりたいよね〉〈うん、そうだね〉ぐらいの、冗談交じりみたいな話で」

ぎんしゃむ「自分はけっこう本気で言ってたんですけど(笑)」

ぷうたん「そう。私は高校3年生で進路を決めなきゃいけない時期で焦ってて、高1で東京に出てきてるので親も心配してるし。まだSNSで活動したいし、アイドルもやりたいってずっと思ってたけど、自分でも〈そろそろ安定したほうがいいのかな〉って就職する方向で進んでた頃に、ぎんしゃむからいつもと違う感じで〈本当にアイドルやらない?〉って誘われて」

――悩みましたか。

ぷうたん「そうですね。でも断ったら絶対後悔するなって思って。ずっと自分を貫き通してきたからこそ楽しく幸せにやってこれたから、なのに諦めちゃうのは自分らしくないなって思って、やることにしました」

ぎんしゃむ「やるなら男の娘アイドルがしたかったんですよ、話題性とかもあると思うし。ぷうたんぐらい可愛い男の娘はいないし、だから誘いましたね」

――理想のアイドル像はありますか?

ぎんしゃむ「パフォーマンスの理想というか、個人的にキレイやなと思って感化されるのは坂道さんが多いです。自分たちは2人組なんですけど、2人やからこそできるパフォーマンスがあるよなって思ってます」

ぷうたん「その、〈人とは違う〉っていう言い方はしたくないんですけど、生きてきて他の人とは違う経験をしたり、自分たちなりにつらさがあって、葛藤もしてきて。やっぱり同じような境遇の方がいると思うし、そうじゃなくても自分のコンプレックスや自分の嫌なところと闘ってる方もいて、そういうみんなを自分たちの活動やパフォーマンスで勇気付けたり、元気付けたり、そういう方たちの希望になりたいなと思ってます」

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