セントルイス出身でLAを拠点とするシンガー/ソングライターがミックステープを経て初のアルバムを完成。いわゆるハイパーポップの括りで脚光を浴びた人で、破壊的なエレクトロ・ビートと振り切れた歌とラップ、キンキーでファンシーなヴィジュアル世界などはまさしく、という感じだが、ブーティーな“Self Destruct”で始まる楽曲は普通にポップな仕上がりで、M.I.A.やレディー・ガガらの延長線上でも素直に楽しめる。