80年代テクノ・ポップ~ニューウェイヴ歌謡とダイレクトにリンクする、シンセを駆使したエレガントなポップ・ミュージックをクリエイトするユニットが2年ぶりのアルバムを完成。今作は都会での生活を夢見る女性がさまざまな世界にタイムスリップするコンセプト仕立てとのことで、往年のアイドル歌謡直系の“まぼろしタイムマシン”に始まり、中華風メロディーと男声ラップが程良いエキゾチック感をもたらす“ミラクル・ポリッシュ”、ラウンジーな“レ・ラ・ポリッシュ”、リゾート系フュージョンに通じるグルーヴ感が心地良い“環状線から”など、時代と次元を超えた極上のポップス体験が目くるめく展開で訪れる。みさきの何色にも染まらない無垢な歌声と独特の浮遊感あるメロディーとの相性も抜群。