アムステルダムのギター・バンドによるセカンド・アルバムは何とUKの名門インディー・レーベル、ヘヴンリーからのリリース。コートニー・バーネットあたりを彷彿させるジャングリーなサウンドが彼らの持ち味だが、時折パンキッシュなシャウトやハード・ロック風のフレーズも顔を見せ、非常に興味深い。脱力のなかにもエネルギッシュさと力強さを感じ取れる、いままでにありそうでなかったギター・ポップの快作だ。