ロンドンをベースとするポスト・パンク・デュオによる7枚目の新作はマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン『MBV』のエンジニアを務めたアンディ・サヴァースをプロデューサーに迎えた一枚。音数も幾分控えめで、メロディーやフレーズもよりシンプルに変化。いままで以上にジャーマン・ロックを彷彿させる硬質でミニマルなビートが印象的な作品だ。もちろん要所で鳴るマイブラ風のギターも聴きどころです。