良質なメロディーを届けるUK発のポップ・パンク3人組。前作ではダークな色合いに舵を切ったけれど、この4作目では持ち前の明るさが戻り、その両面を融合させたエネルギッシュかつメランコリックな曲調が並ぶ。“I Miss 2003”は歌詞にニュー・ファウンド・グローリーの名も出てくる通り、00年代のパンク・シーンに対する憧憬を歌った郷愁漂う秀逸曲である。セット・イット・オフやワード・アライヴの参加曲もあり。