約3年半ぶりとなる通算9枚目のアルバムが到着。近作は比較的シンプルな作品が多かったが、今回は30人以上のミュージシャンやシンガー、合唱団が参加。ストリングスやホーンも含め、多数の音を積み重ねた、いかにも彼ららしい作品で、それらを見事に配列した壮大で広がりのある音像が非常に美しい。作品全体にあるライヴリーな感覚も素晴らしく、彼らの90年代の名作群に通じる快作と言っていい。