前作に続いて関美彦がプロデュースを担当したセカンド。ヴォーカルやピアノがゆったりとジャジーに響く冒頭“Waiting for you”の一音目から、気持ちよすぎるグルーヴにすぐさま惹き込まれてしまった。そんな現代のシティ・ポップ的テイストとサウンドの普遍性を大いに楽しみながら、中盤“エンドロール”のアーバン・ソウル感で骨抜きにされるのがおすすめ。ロマンティックな映画を観たような後味もあります。