とても便利な本が出た。映画音楽の制作や作曲法を業界のスタンダードに照らし解説し、様々な分野が制作に関わる映画やテレビなどの音楽制作に必要な、数々の作業の見通しがとても良くなる素晴らしい本だと思う。すでに現場にいる人も含め必読、だと思う。常々異種業種が絡み合う現場だからこそ、標準的な知識、言語の共有が必要だと思ってきた。映画に必要な音楽にはどんなものがあり、どの場面にどう使うのか、そして録音、納品していくのか。プリプロダクションからポストプロダクションまで順を追い、国内の現場に照らしてその工程を紐解いていく。妙な商習慣や、隠語から解放される日は近い!
栗山和樹「映画音楽の技法」異業種が絡み合う現場での制作や作曲法を解説し、見通しが良くなる必読の本
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