前作『Attention Attention』を全米5位に送り込んだ彼らの7作目。前作はヒリヒリした緊張感を帯びていたが、本作はシレンという架空のロボット・キャラクターが登場するインタールードを設け、作品全体の物語性を押し上げている。楽曲的には剛腕を振りかざしたヘヴィー・ロックから、ピアノやストリングス、打ち込みを用いた踊れる曲調もあり、豊潤な作風で飽きさせない。ゴスペル風味の“Daylight”など楽曲の良さも光る。