76年8月に“ペッパー警部”でデビューし、その抜群のインパクトで瞬く間にお茶の間を席巻したアイドルデュオ、ピンク・レディー。大ヒットを連発し、数々の偉業を成し遂げながら歌謡曲黄金時代を疾走したミーとケイの輝きの記録である『ベスト・ヒット・アルバム』が、2022年9月21日に復刻リリースされました!
ピンク・レディー初のベストアルバムとして、77年12月に6枚目のシングル“UFO”と同時に発売され、自身最大のヒットを記録した『ベスト・ヒット・アルバム』。2003年に初めてCD化されるも現在は入手困難となっていた本作の、待望のリイシューが実現。名コンビ、阿久悠と都倉俊一が型破りの創造力を爆発させた、ピンク・レディー伝説の幕開けを飾る“ペッパー警部”をはじめ、“S・O・S”“カルメン’77”“渚のシンドバッド”“ウォンテッド(指名手配)”、そして第20回日本レコード大賞に輝いた“UFO”などLP発売当時のオリジナル収録曲に加え、2003年盤同様、78年以降にリリースされた“サウスポー”“モンスター”“透明人間”“カメレオン・アーミー”“マンデー・モナリザ・クラブ”“OH!”などがボーナスディスクに収められています。
鮮烈なデビューから、アメリカ進出を経た81年3月の解散まで、4年7か月の活動期間に発表したシングルの表題曲、全22曲を完全網羅。そのすべてに最新のデジタルリマスタリングが施され、さらに高音質SHM-CDにアップグレードされているほか、全シングルのジャケットをカラーで復刻した48ページのブックレットも付属。他に類を見ない規格外の歌の世界を、過激に溌溂とパフォーマンスし、聴き手に消えない爪痕を残した歌謡界の革命児、ピンク・レディーの時代を超越する〈新しさ〉に瞠目する逸品です!
なお、ケイこと増田惠子はソロデビュー40周年を記念して、レーベルの枠を超えたオールタイムベストアルバム『そして、ここから… [40th Anniversary Platinum Album]』を7月にリリース。“インスピレーション”“カリフォルニア・ブルー”というピンク・レディー時代のソロ曲や、大ヒットを記録した中島みゆき作のソロデビュー曲“すずめ”を皮切りに、松任谷由実、竹内まりや、桑田佳祐と続いていくピンク・レディー解散後のシングル表題曲、さらに新曲やライブ音源で構成された、シンガー・増田惠子の集大成と言える同作にも注目です!
RELEASE INFORMATION
リリース日:2022年9月21日
品番:VICL-70266~7
フォーマット:SHM-CD 2枚組/生産限定盤
価格:3,520円(税込)
配信リンク:https://jvcmusic.lnk.to/PINKLADY_BEST
TRACKLIST
disk-PINK
1. UFO(アルバムバージョン)
2. レディーX
3. ウォンテッド(指名手配)
4. 逃げろお嬢さん
5. 渚のシンドバッド
6. パパイヤ軍団
7. ゆううつ日
8. カルメン ’77
9. パイプの怪人
10. S・O・S
11. ピンクの林檎
12. ペッパー警部
13. 乾杯お嬢さん
14. インスピレーション
disk-LADY
1. UFO(シングルバージョン)
2. サウスポー
3. モンスター
4. 透明人間
5. カメレオン・アーミー
6. ジパング
7. ピンク・タイフーン(In The Navy)
8. 波乗りパイレーツ(Pirate)
9. Kiss In The Dark (キッス・インザ・ダーク)
10. マンデー・モナリザ・クラブ
11. DO YOUR BEST(ドゥ・ユア・ベスト)
12. 愛・GIRI GIRI
13. 世界英雄史
14. うたかた
15. リメンバー(フェーム)
16. Last Pretender(ラスト・プリテンダー)
17. OH!
PROFILE: ピンク・レディー
ミイ、ケイのふたりは73年にヤマハ主催の〈チャレンジ・オン・ステージ〉というオーディションに合格、74年5月にピンク・レディーの前身となるフォークデュオ〈クッキー〉を結成。76年、NTV系番組「スター誕生!」決戦大会でスカウトを受けたビクターより、同年8月25日に“ペッパー警部”でデビュー。 続く“S・O・S”“カルメン’77”“渚のシンドバッド”“ウォンテッド(指名手配)”“UFO”“サウスポー”などを立て続けにリリースし、そのいずれもがチャートの1位を獲得。 大胆なコスチュームと過激な振付けで歌うアップテンポな曲は、子供から大人に至るまでの幅広い層から支持を得て、ピンク・レディー旋風は急速に日本全国のお茶の間に浸透していった。彼女たちが披露した振付けは、その後のアイドルユニットには欠かせないアイテムとなる。ヒットチャート9曲連続1位(“S・O・S”~“カメレオン・アーミー”)、10曲連続ミリオンの偉業(“ペッパー警部”~“カメレオン・アーミー”)を達成し、各賞を総なめにしたピンク・レディーは、次なる舞台を海外に設定し、米ラスベガス公演を皮切りに79年5月、世界40ヶ所以上で同時発売された“Kiss In The Dark”(ビルボード誌最高37位)やアメリカの3大ネットワークNBCテレビ「Pink Lady Show」などの成果を挙げている。アメリカ長期滞在から帰国した80年の9月1日に解散を表明。81年3月31日、後楽園球場にて解散。活動期間4年7ヶ月。解散後4回、期間限定の再結成を行う。特に2003~2005年のコンサートツアーは大盛況となり、ピンク・レディーの健在ぶりをアピールした。