最近ではウクライナ支援を呼びかける運動の一環で父ジョンの“Imagine”を公の場で初披露したジュリアン。そんなタイミングでの11年ぶりのアルバムは、このタイトルにしてこのジャケというのがまた印象的なところだ。共同プロデューサーにジャスティン・クレイトンを迎えて、“Freedom”“Every Little Moment”など切々と平和を願うナンバーを中心に、自身の経験を通じてアイデンティティーを問い直したかのような深い楽曲が並ぶ。