嗜好品のサイド・ハッスルでも大きな成功を収めながら作品リリースのペースがまったく衰えぬサンフランシスコのラッパーによる新作は2枚組全30曲というヴォリューム。煙たいトラックに気怠いラップが絡むこれまでどおりのストーナー路線であり、バーナーのラップを主体としてゲスト陣は少なめに。同胞ウィズ・カリファやモジーがインパクト大な援護射撃をし、“Pain”では盟友でもある故ジャッカのヴァースを用いている。