合法ビジネスで〈ヘンパイア〉を築いたサンフランシスコのヤリ手は、この最新アルバムでも甘く緩んだレイドバックの粋をまったり追求。盟友ウィズ・カリファはもちろん、クアヴォフレンチ・モンタナポール・ウォールら各地の大物が駆けつけているのも影響力の大きさゆえか。アレクサンダー・オニール使いで陽光を浴びる“Talk Is Cheap”など、ソウルフルでメロウな逸曲が数珠繋ぎになったリラクシンな佳作。