リック・アストリー“Never Gonna Give You Up”をネタ使いした“Betty (Get Money)”のバイラル・ヒットでさらに注目を広げたミネソタ出身のラッパー。ディロン・フランシスによる同曲やT・ペインを迎えた“Hot Tub”の人気を受けて届いたこの2年ぶりのアルバムも、トラップに突飛なサンプルやメロディアスなフックを複合したキャッチーな楽曲だらけだ。イロモノとは似て非なる洒落者ぶりで全編を馬鹿馬鹿しくも粋にまとめている。