急進的なコルトレーン派テナーとして60年代を過ごしたガトーの1961年、ブエノスアイレス時代のライヴ演奏がついにLP化! 当時、登場していれば、後年の〈第三世界派ジャズ〉としてのガトーの存在感はまた違ったものになっていただろう。また、注目はピアノファン垂涎のルーベン・ロペス・フルストの若き演奏が堪能できることだ。1957年のエドモンド・ホールとの演奏に次ぐ時代、24歳の流麗で趣のあるフレーズは秀逸! また、ベースのホルヘ・ゴンザレスの骨太のベースラインは本作に重厚な味わいを付け加えている。ドン・チェリーとの出会いから急展開を見せる前の、メインストリーマー、ガトーの貴重な演奏。
ガトー・バルビエリ(Gato Barbieri)『Club Jamaica (Buenos Aires) En Vivo 1961』フリージャズに急展開する前の貴重なライブがLP化
ジャンル
ジャズ