ソロで活動するサトウトモミが、コンポーザーの24Pを迎えて新たに立ち上げたユニットの初フル・アルバム。トランシーな4つ打ちからエレクトロ・ファンク、チップチューンなど多様な装いのエレクトロ・サウンドにオリエンタルなメロディーを乗せ、絶妙に非日常な風合いのチャーミングなポップ・ミュージックとして提示している。ドラマティックな構成で聴かせる“ワンダーシティ”などのソング・オリエンテッドなアプローチも魅力的だ。