ファースト・アルバム『Moon Boy』(2021年)で一歩抜けた人気を博し、客演などでもよく名前を見るようになったアラバマのラッパー、ヤング・ブルーのセカンド・アルバムが待望のフィジカル化だ。サム・トンプキンズ“Whole”をネタ使いした“Love In The Way”、タイ・ダラー・サインとのメロウ・チューン“Feel It Inside”、ニーヨとの“Walk Through The Fire”、ケリー・ローランドとのキャッチーな“Freak Freak”など、メロディアスで耳残りするタイプの曲が贅沢に並ぶ。なかでもフレンチ・モンタナと組んだドリル作法の“Life Worth Living”など、全17曲をカラフルに楽しませてくれる一枚。