ティンバランドの肝煎りで登場するも袂を分かった女性シンガー。ミックステープを除くと2作目となるアルバムはヒットメイカの全面援護で、ゲストに馴染みのジェレマイやヤング・ブルー、コダック・ブラックらを迎え、可憐な美声でトラップR&Bを歌う。ダヴィドを招いたアフロ・ポップ風の“Might Let You”ではエリカ・バドゥのヒット、スロウの“Dangerous”ではタイリースの曲を引用するなど、懐かしさの成分も効果を発揮した快作だ。