俳優としても活動する松下優也のソロ・プロジェクトが初のフル・アルバム。一昨年のEP『OVERTURE』は韓国のAVINが全曲のサウンド・プロデュースを手掛けたが、それより前に彼と発表した“Ghost”や、Jay Parkのレーベルに所属するGRAY作の美メロトラックと等身大の気持ちを綴った歌詞が印象的な“21世紀少年 -21st Century Boy-”、シンプルな演奏に乗せてリスナーに寄り添うように歌うバラード“52”などを収録。向井太一を迎えてカラーの異なる歌唱の掛け合いで楽しませる“スーサイド:)”もあり、国内外のクリエイターと自身の感性を合わせ、その卓越した歌唱力、表現を存分に楽しめる一枚。