世界的なブームに沸くジャパニーズ・シティ・ポップ・シーンの中、アメリカでのアルバム・リリース等で注目を浴びているバンド、パイパー。村田和人のバンド・メンバーであるギタリスト、山本圭右を中心とし、1981年から1985年までユピテルで4枚、ムーンで1枚の計5枚のアルバムを世に送り出している。本作は彼らにとって初のベスト・アルバムで、軽快なストラトキャスターのサウンドと、爽快なキーボード・ワークが随所で光り、またコーラスに村田和人参加曲もあり、80年代フィーリング溢れるインストゥルメンタル、ヴォーカル・ナンバーを余すところなく伝える。清涼感100%のカッコよさ。
村田和人バンドのメンバーとしても知られた山本圭右(ギター)を中心とするユニット、PIPERの初ベスト盤が登場。数年前にオリジナル・アルバム群がリイシューされた際も話題になっていましたが、4枚のアルバムから歌モノとインストのバランスも考慮して選曲された内容はビギナーにも親切かつナイスなもの。爽快な鍵盤も清涼なコーラスもこれからの季節には欠かせません!