平均年齢20歳の4人組が2作目のミニ・アルバムを完成。若さに似合わぬ演奏力の高さは過去作と同様だが、今回はテクニカルな面以上に、佐藤古都子の歌声と4人の鳴らす音が一枚岩となってリスナーの心を刺そうとする――その迫力が凄まじい。疾走感に溢れたパンク・ソングが揃うなかで、ファンキーなミクスチャー調の“ヒメイドディストーション”が新鮮。