猪木が伝えたかった、真の〈元気〉をさがして――映画「アントニオ猪木をさがして」が、2023年10月6日から公開されました。昨年10月に逝去したアントニオ猪木の発した〈言葉〉の数々を切り口に、〈挑み続けた男 アントニオ猪木〉の真の姿に迫っていくこのドキュメンタリー映画。生前の猪木の雄姿を捉えた貴重なアーカイブ映像やスチール、各界著名人たちによるコメントをはじめ、猪木から力を貰った名もなき市井の男の半生も情感豊かにドラマとして描き出されています。
そこで、今回は〈燃える闘魂〉アントニオ猪木に関連した映像作品や書籍などを紹介。該当作品のTOWER RECORDS ONLINEの商品ページのリンクなどもあわせて掲載していますので、ぜひお役立てください。なお、TOWER RECORDS ONLINEでの取り扱いが終了している場合もございますので、ご了承ください。タワーレコード店頭での取り扱いは各店舗にお問い合わせください。
2022年10月1日、アントニオ猪木がこの世を去った。あの日から1年、「アントニオ猪木をさがして」は猪木が波乱万丈の人生を通じて伝えたかったメッセージを〈さがす〉ためのドキュメンタリーフィルムだ。棚橋弘至やオカダ・カズチカなど現役レスラーをはじめ、猪木とともに一時代を築き上げた藤波辰爾や藤原喜明、そして、プロレス界以外から有田哲平(くりぃむしちゅー)や神田伯山、安田顕らが出演。
また、昭和からプロレスのファンであり猪木をリスペクトする福山雅治がナレーションを担当しているほか、猪木の入場テーマ曲“炎のファイター”を福山自身が新たにプロデュースしたナンバー“炎のファイター ~Carry on the fighting sprit~”が主題歌に起用されている。
まず、近年リリースされた映像作品のなかでも、猪木ファンならばゲットしておきたいのが4枚組Blu-rayボックス「アントニオ猪木デビュー60周年記念Blu-ray BOX」だ。
〈アントニオ猪木初のBlu-ray作品〉と銘打たされた本作には、猪木自身が選んだ歴史に残る名勝負の数々に加えて、今も語り継がれる〈猪木語録〉として「その気で来るなら俺が受けてやるぜ」「出る前に負ける事考える馬鹿いるかよ!」など、猪木が放ってきた名言パフォーマンスやプライベート映像などが収められている。
なお、名勝負としてラインナップされているのは伝説の腕折りが炸裂したVSタイガー・ジェット・シン戦、格闘技世界一決定戦史上屈指の名勝負VSモンスターマン戦、対戦相手だけでなくセコンド側の殺気も含めて異様な空気感を醸し出しているウイリー・ウイリアムス戦など計26戦。95年4月29日、北朝鮮・平壌メーデースタジアムに19万人を超える観客が集った平和の祭典にて行なわれたVSリック・フレアー戦の映像は、今後時間が経てば経つほどより歴史的な価値が増すこと必至だろう。
ちなみに、世紀の大決戦VSモハメッド・アリ戦は映画「四角いジャングル 格闘技世界一」にてその模様の一部が確認できる。
また、「アントニオ猪木をさがして」にも出演する有田哲平がMCを務めるプロレスバラエティー番組「有田と週刊プロレスと」では、数多くの猪木にまつわるトークが披露されてきたが、もはや名人芸の域に達した感もある〈踊る猪木御殿〉はDVDボックスの第3弾に収録。
さらに、有田のYouTubeチャンネル〈有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】〉では、〈猪木のライバルBEST3〉や〈アントニオ猪木ベストバウト〉などをテーマにした猪木に関するトークも披露、未見の方はぜひチェックしてもらいたい。VSグレート・アントニオ戦でのキラー猪木のヤバさとは!?