UKのソングストレスが7年ぶりに放つ4作目のアルバムは、シカゴのサウスサイドにある黒人文化遺産の所蔵館に刺激を受け、アートやルーツを探究。彼女らしいオーガニックなバラードもあるが、“New York Transit Queen”のような激しいパンク・ロックをはじめ、前衛ジャズやプログレッシヴなハウスなどが並び、多彩なギャラリーを巡るかのよう。大胆で壮大な意欲作だ。