アイルランドのオルタナ・ロック・バンド、JJ72の元ベーシストによるサード・ソロ・アルバムは歌ものだった前作から過激に変貌を遂げた実験音楽とでも言うべき作品に。コントラバスの重厚な響きを軸にさまざまな音響効果や合唱団の歌声、フィールド・レコーディングも交え、荒涼な心象風景を残酷なまでに描き出している。微塵も妥協を許さない冷徹な姿勢に戦慄!