紅一点のヨハナ・アンダーソンをヴォーカルに擁する5人組が2年ぶりに5作目を発表。ブラック・サバス譲りの暗黒ヘヴィー感はそのままに、彼女の妖艶かつ哀愁を帯びた歌心にグッとフォーカスを絞った楽曲に惹きつけられる。シン・リジィ風の“Riding Reaper”もいいけれど、バラード調の“Slow Dance In A Crypt”における澄んだ歌メロも素晴らしい限りだ。