シカゴ出身のインディー・ロック・バンド、Frikoのデビュー作。既に早耳リスナーの間で話題の彼ら。USオルタナ~インディーの系譜を継ぐメロディと荒削りなギターの轟音が作りだす奇跡の1枚。詩的なのにガレージロックのような衝動を持つ本作は、聴く者の心を打つ圧倒的なパワーを秘めています。プログレッシブでエッジの効いた楽曲陣と美しいバラードのバランスが絶妙なエモーショナルに展開していき、聴き終わった後の高揚感が込み上げます。音楽シーンに旋風を起こす超新人バンドが放つ、名盤となる予感を感じられずにはいられない傑作。全インディー・ファン必聴の注目作です!
シカゴのオルタナ・ロック・デュオによるデビュー作。グランジ風のノイジーなギター・サウンドから枯れた味わいのアメリカーナ、チェンバー・ポップなどを併せ持った彼らの音楽性は、生々しく初期衝動に溢れている。例えるなら感情的なヨ・ラ・テンゴ。ビョークやビッグ・シーフを手掛けたエンジニア、ヘバ・カドリーによるアナログ感溢れるサウンドも最高にいい。