撮影:新潮社写真部

中山秀征の書著「いばらない生き方 テレビタレントの仕事術」が2024年5月22日(水)に新潮社より刊行される。

14歳でデビューして以来、「DAISUKI!」「THE夜もヒッパレ」「TVおじゃマンボウ」など人気番組のMCとして活躍し、ドラマ「静かなるドン」では俳優としても存在感を発揮、現在も情報番組「シューイチ」などで絶妙な緩急のもと番組を取り仕切る中山秀征。

本書には、そんな中山がこれまでの経験を通じて身につけた共演者の魅力を自然に引き出す巧みなMC術や、〈全員を活かす〉明るいリーダーシップなど、深くて楽しい〈戦略〉の数々が綴られているという。

また、「週刊新潮」で1年間続けてきた連載コラム〈テレビタレント、やってます。〉では語りきれなかったことに加え、「DAISUKI!」「THE夜もヒッパレ」「TVおじゃマンボウ」のヒット秘話、さらに志村けんや萩本欽一、上岡龍太郎などレジェンドとの交流も語りつくした中山秀征的、超ポジティブな〈人生論〉となっている。

中山秀征からのコメントは以下のとおり。

週刊新潮のコラムで「テレビタレント、やってます。」を1年間連載させていただきました。
改めてなぜ自分がここまで歩んでこられたのか、それは人と人との関係で頂いた言葉。
出会った皆さん全てに感謝を伝えたくなりました。
先輩方から教えていただいた事をしっかりと皆さんに伝える。これこそがテレビタレント・中山秀征の使命だと感じ、この本を出版させていただく事になりました。
今回は連載では語りきれなかった事も掲載しています。
何気ない言葉で人生は大いに変わり、新たなスタートが切れます。辛かったり悩んだりと今を生きている皆さんの少しでもお役に立てればと思います。
こんな生き方も捨てたものではありません。

中山はタレント業のみならず、2017年には50歳の誕生日を記念して昭和の名曲をカバーしたアルバム『50(フィフティ)』をリリース。スターをめざして苦闘した80年代の自身に寄り添った作品として、大きな話題となった。

デビューから42年、群雄割拠の芸能界を、なぜヒデちゃんはサバイブできたのか? その理由がつまった一冊に注目だ。 
 


BOOK INFORMATION

中山秀征 『いばらない生き方 テレビタレントの仕事術』 新潮社(2024)

発売日:2024年5月22日(水)
ISBN:9784103556411
価格:1,650円(税込) 
仕様:46判ソフトカバー、224頁

まえがき
デビューが決まっていないのに上京し、栄養失調になった16歳の冬。歌も芝居もダメでバラエティ班にギリギリのところで拾ってもらったデビュー前。お笑い第三世代の波に飲まれ、はじめて「負け」を認めたあの日。カリスマ先代社長が亡くなった後に訪れた、所属プロダクションの大混乱。さらに、突然の恋愛スキャンダルに、天才コラムニストからの痛烈な批判……。
でも、確かに僕は、こういった出来事を、「つらかった」ではなく、すべて「面白かった」と心から思って生きてきたんです。(「いばらない生き方 テレビタレントの仕事術」まえがきより)

 


PROFILE: 中山秀征(ナカヤマヒデユキ)

67年生まれ。群馬県出身。テレビタレント。14歳でデビューして以来40年以上にわたり、バラエティ番組や情報番組の司会、俳優、歌手として活躍している。