〈世界中に元気と笑顔を届ける令和の歌姫〉ののちゃん(村方乃々佳)が、初のフルアルバム『Smile~みんな笑顔になーれ!~』を2024年4月24日にリリースした。今回は、ららぽーとTOKYO-BAYでリリース日に行われたアルバム発売記念発表会の様子をレポートするとともに、Mikikiだけに答えてくれた〈ののちゃんスペシャルインタビュー〉をライターの片桐理恵に伝えてもらった。 *Mikiki編集部
ギネス認定されたスーパーキッズ、待望のフルアルバム
〈ののちゃん〉こと村方乃々佳ちゃんは、2歳5か月で“いぬのおまわりさん”を歌った〈第35回童謡こどもの歌コンクール こども部門〉において史上最年少で銀賞を受賞。その愛らしい歌声とキュートなルックスがSNSを中心に話題となり、同時にメディアへの露出も増え、お茶の間の視聴者をトリコにした。CDデビューは2歳361日で、そのときにリリースした『ののちゃん 2さい こどもうた』は、〈アルバムをリリースした最年少ソロアーティスト〉としてギネス世界記録に認定されている。
そんなののちゃんは、現在5歳、幼稚園の年長組に通う元気な女の子だ。ののちゃんは、2023年5月31日の5歳の誕生日に初のオリジナルソングを3曲同時リリース(“ドレミのかいだん”“はんぶんごっこ”“恋したけれど”)して話題となったが、それから約1年後の2024年4月24日に、満を持してフルアルバムをリリース! ののちゃん初のオリジナル楽曲を含むアルバムのリリース日となったこの日、ららぽーとTOKYO-BAYにて『Smile~みんな笑顔になーれ!~』の発売記念発表会が開催された。
老若男女の熱烈な声援に迎えられスタート
アルバム発売発表会当日はあいにくの雨模様……。にもかかわらず、会場には約400人のファンが駆け付けた。赤ちゃん連れの親子や、ののちゃんと同じくらいのお子さんを連れたお母さん、若いカップルや、おばあちゃんおじいちゃん世代の方など、ののちゃんファンの年齢層の幅広さに驚かされる。さらには、〈ののちゃんLOVE♡〉と書かれたお手製うちわを持っている熱烈ファンの姿も見られ、イベント開始前から会場は温かい雰囲気に包まれていた。
そして発表会開催時刻の15時。司会の保育アーティスト・出口たかし氏の「せーの!」という掛け声に続いて会場全員で「ののちゃーーーん!」と呼び込み(この呼び込みはリハーサルで練習済みなのでみんな完璧)、手を大きく振りながら「はーーーい!」とステージに登場したののちゃん。「村方乃々佳、5歳です。もうすぐ6歳になります!」と挨拶。会場からは「かわいい!」という大人たちの声に交じって、「ののちゃん大好きだよー!」という子ども達からの声援も挙がり、ステージ上のののちゃんもうれしそう。
1曲目に披露されたのは“ドレミのかいだん”。この楽曲にはかわいい振り付けが用意されていて、ののちゃんによる振り付けのレクチャーが。ののちゃんと一緒に踊りながら歌って、1曲目から会場が一体となった。
続く2曲目は、新曲“サラサラ サラダの サラ子ちゃん”。“ドレミのかいだん”を書き下ろした作詞家・荒木とよひさが新しく作詞作曲した楽曲は、ワクワク楽しい野菜ソング。「野菜はぜ~んぶ好き!」というののちゃん、なかでも好きな野菜は、キュウリとトマトだそう。野菜大好きののちゃんが歌う“サラサラ サラダの サラ子ちゃん”を聴くと、苦手な野菜もパクパク食べられちゃいそうな、そんなパワーが詰まった楽曲となっている。
因みに、ののちゃんは苦手な野菜はないそうで、「この前ね、幼稚園の給食でナスが出たんだけど、ナスも全部食べたよ!」と、食べることが大好きなののちゃん。取材中のインタビューでは、「じゃがいもも好き」と教えてくれた。「肉じゃがとかポテトサラダとか、お母さんがよく作ってくれるんだけど、じゃがバターにして食べるとおいしいよ」。“サラサラ サラダの サラ子ちゃん”の持ち歌で野菜のおいしさを伝える使命できたののちゃんは、「野菜大嫌いな子、野菜を好きにな~れ!」というかわいいおまじないを取材陣に披露してくれた。