サクラメントが生んだ元祖ホラーコアの重鎮から久しぶりに正式なアルバムが到着。しかもヒップホップ史に燦然と輝かない裏通りの名盤『Season Of Da Siccness (The Resurrection)』(95年)の続編とは。30年前から変わらず自作するビートはよりシンプルになり、病みの奥から何かがゆっくり迫ってくるような不穏さをじっとりと表現する。クセになる魅力は健在だ。