パンク・バンドの元ドラマーが、ブルース・ギターに開眼して生み出した初作。まだギター歴は浅く粗削りそのものだが、それゆえに初期衝動の純度が非常に高く、育児の重労働ぶりが滲む“寝かせてベイビー”など、生活に根差した歌が荒々しいギターで奏でられる。彼の音楽的ルーツとパンク愛が詰まった“リンダリンダ”“Yeah Yeah”などのカヴァーも収録。