ガールポップの教科書的な心弾む名曲“がんばれブロークン・ハート”や自身初のドラマ主題歌“明日の恋に投げKISS”などのシングルを含む89年の3作目がリイシュー。松本晃彦や有賀啓雄のアレンジ曲もそれぞれ光るなか、やはりシンセの伝道師・西脇辰弥ワークスが素晴らしく、特にEW&Fの某曲がチラつくデヴィッド・フォスター調の美バラード“HALF MOON”には涙。