〈OKINAWAという島が紡ぎつづけているもの〉をテーマに、ピアニスト/作編曲家の辺土名直子が主宰する総合芸術舞台がアルバム化。琉球古典や民謡を昇華し、伸びやかなCoccoの歌声とエモーショナルなピアノによる“プロローグ~やうら”から熱と哀愁を帯びた音世界が展開される。歌三線や筝、笛が祝祭感を醸し出すラストの“藍色血潮”まで心と身体が共鳴する一枚だ。