リオデジャネイロ出身のシンガー・ソングライターによるUS上陸作『Curyman』(2023年)の続編。ダップトーンやビッグ・クラウンを統べるダイヤモンド・マイン軍団のトーマス・ブレネックが引き続きプロデュースし、アルトゥール・ヴェロカイも美麗なストリングスで貢献。先行曲“100% Samba”を筆頭に、ジョアン・ドナートやドリヴァル・カイミのカヴァー、セウ・ジョルジと共作した“A Força”のセルフ・リメイクなども交え、本人の素朴な歌声とガット・ギターを軸にしたひたすら心地良いサンバ・ソウルが並ぶ。ダイヤモンド勢からはレオン・マイケルズとデイヴ・ガイが数曲をホーンで援護。今回も傑作!