2024年8月に紅一点のヴォーカリスト、ダニエル・ムーアが亡くなるという憂き目に遭いながら完成させた、UKのディスコ・バンドによる5年ぶりのアルバム。全編にわたって生前のムーアの艶やかな歌唱を軸に据え、冒頭からエネルギッシュに展開した、彼らの集大成ともいえる内容。歌モノの“Human After All”からエンディングに至る終盤の流れにグッときます。